生徒会長VS幼なじみ
「佑樹〜そろそろ行くわよ」


佑樹のお母さんが私達のところにやって来た


「まって!」


「どうしたの?」


「あいらちゃんにあげるよつばさがしてるから」


「でも…時間が…お父さん待ってるから」


「いいからまって!」


強い口調になる佑樹


私はお母さんの隣に行ってお母さんの手を握った


「お母さん…あのね…ゆうきくんあいらのよつばをさがしてるの」


「え?」


「ふたりでよつばこうかんするの」


「そっか…愛羅は見つけたの?」


「うん…ほら!」


私は佑樹にあげる四葉をお母さんに見せた


その間に佑樹はなかなか見付からないもどかしさと、時間がない悔しさで泣いていた






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