生徒会長VS幼なじみ
第4章

知らんぷり

――――――…

しばらく静かに聞いていた和真が口を開いた


「で…今も手紙の交換とかしてるってワケ?」


「うん…」


「でもさ…付き合ってるワケじゃねえんだろ?その、佑樹ってヤツ、他に好きな女、いるかもしれねえし…」


「付き合ってないけど…約束してるから」


和真のバカ!


そんなに責めないでよ!


「約束とか覚えてねえんじゃね?」


和真はぶっきらぼうにそう言って両足を机の上に上げた






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