生徒会長VS幼なじみ
「和真…ごめん…私…」


壁に背中がくっついたまま、どうしようもならない私は、キスに対してドキドキするより、和真が恐くて血の気が引きそうだった


「もう…我慢出来ねえ…」


私はそう言いながら近付く和真の胸を両手で必死に押して抵抗した


「ちょっ…やだ…」


和真は私の両手首を掴んで壁に押し付ける


チビの私を軽々と操るような和真の手


「俺、マジだから」


「こんな和真…嫌だ…いつもの和真じゃない…」


私は精一杯の抵抗を試みた


でも、和真の力には敵わない


もう…ダメ…だぁ…






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