生徒会長VS幼なじみ
「いつまでそこにいんだよ!」


私は横を向いた


「………」


うるさい!足が動かないんだから仕方ないじゃん!


「何…まさか続き希望?」


まるでさっきのことが、無かったことのように、いつも通りに接してくる和真


「おい…愛羅…」


私の肩に手を置いて、名前を呼ばれた瞬間


堪えていた私の緊張の糸がプツンと切れた


「ふっ…ふえぇ〜………」


「ご、ごめんって…ちょいやりすぎた!マジ、ごめん!」





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