生徒会長VS幼なじみ
頭の中で和真のキスを考えていた時、和真は下を向いたままの私に話しかけてきた


「愛羅が俺のこと、わかってくれていて嬉しかった」


「ん…」


私は下を向いたまま頷いた


「俺だって男だからさ…好きな女と付き合ったりしたくてさ…」


「ん…」


和真の気持ちわかってる…


「俺の好きな女はさ…他に好きな男がいてさ…俺のことなんか眼中になくてさ…力ずくでも俺のモノにしたいって…つい…」


「ん…」


何…和真…告ってるの?


ま、まさかね…


私の心臓がドキドキと激しく動き始めてきた






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