生徒会長VS幼なじみ
「でも…やっぱり俺には出来ねえよ!好きな女は大事にしてえし…嫌われたくねえからな」


「和…真?」


私はゆっくり顔を上げて和真の顔を見た


その時の和真の顔は耳まで真っ赤で、今まで見たことのない照れた笑顔で私を見ていた


「いい加減…気付けよ」


「あ…うん…ごめ…」


「謝るなって…」


照れながら私の頭をポンポン


「さ…残り、やっちまおう」


和真が立って机に向かう


私はボーっとその後ろ姿を見ていた


「愛羅?」


和真が振り返って私の名前を呼ぶ


「う…うん、今行く」






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