生徒会長VS幼なじみ
「今日も宿題して帰るだろ?」


「うん」


私達は宿題をして帰るのが日課になっていた


前と違うのは生徒会室じゃなく、教室で済ませること


あの日以来和真は私に何もしない


『二人になってまたセーブ出来なくなったらヤベエからな』


そう私に話してくれた


チャリの二人乗りは普通にしてるけど、健全な関係


放課後、宿題をしようとした私の隣に和真が来る


いつものことなので特に気にならない


「最近、お前、勉強頑張ってるよな〜」


「うん。頑張ってるよ」


私は宿題をしながら答えた


佑樹と同じ高校に行くためには、頑張って勉強しなきゃ!


「佑樹…か…」


和真が呟いた





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