生徒会長VS幼なじみ

俺のこと好きだろ？

７月の終わりの夏休み


宿題を早めに終わらせたい私は、殆んど毎日といっていい程、図書館に通いつめていた


勉強に飽きると星の本を見たり、自然の本を見たりして、気分転換をしながら毎日を過ごしている


｢よ！今日もやってんじゃん｣


後ろから私に近付き、小声で話しかけてくるのは、自分で家庭教師とかほざく和真


｢当たり前！邪魔しないでよね｣


私はやる気のある時じゃないと、すぐに飽きちゃうタイプだから、今しないといけないの


｢俺もするし…｣


和真は私の隣で宿題をし始めた


和真の宿題が気になるけどなるべく見ないようにしなきゃ、自分の為にならないね


私は宿題に集中した