生徒会長VS幼なじみ
うっすらと目を開けた


耳元に何かが近付く


私の片手が動かされ、和真の声が聞こえた


「こうしといてやる」


和真が私の頭を自分の胸に当てている


「ちょっ…と…」


離れようとした瞬間、館内では女性の悲鳴


「キャーッ」


私は和真に頼ってしまっていた


そう…和真のバカは私にホラー映画を見せている


私は極度の怖がり


誰にも言ってないから和真は知らずに誘ったんだろうけど、それにしても、デートでホラーはないよ?





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