生徒会長VS幼なじみ
「あ〜あ…ビッショリだな(笑)」


「うん…(笑)」


「やっと笑った!」


「え?」


海から出て服を絞っていた時に、和真が私に近付いてきた


「俺、愛羅の笑顔が好きなんだ」


「はぁ…そ、そうですか…」


「お前見てると、こっちまで自然と笑っちまうんだよな〜」


「そ、そう?」


急に何を言うのよ。このバカは!


「俺のこと…許してくれたんだよな?」


「うん…まあ…」


「お前の笑顔、ずっと見ていたいんだ」


「い、いや〜私も笑ってばっかじゃいられないし…」


こんなことしか言えないなんて、私はまだまだお子ちゃまだ…


素直になれたら楽なんだろうな





< 234 / 527 >

この作品をシェア

pagetop