生徒会長VS幼なじみ
「とにかく、東條くんに謝っといた方がいいよ」


「うん。後で謝っとく」


仕方ない…謝るか…


授業も終わって放課後


いつもなら東條は私と生徒会室に行くのに、今日は一人でサッサと行っちゃった


別にいいんだけど…


生徒会室のドアをノック


「はい」


東條の声


「あ…失礼します」


私はドアを開けて中に入った


全員が揃い、簡単な話し合いが始まった


「……では、これで終わります」


東條の声で皆が生徒会室から出て行った


私は開いた窓を閉めたりして、最後に出ようとしていた


東條に謝れなかった


こういうのってサッサと謝っといた方が楽なんだね


いつまでも心の隅に引っ掛かってる






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