生徒会長VS幼なじみ
「ええ??キ、キス?」


生徒会室で迫られたけど、キスはしてないよ?


「うん!キス!愛羅はしたに決まってるか〜」


1人で納得して頷く咲希に私は、キスしたことないなんて言えなかった


見栄を張るワケじゃないけど…


「そういう咲希は?」


私は咲希の出方を見ることにした


「私?内緒だよ?」


「ウン、ウン」


咲希が私に顔を近付けて来た


「東條くんにも言わないでよ?」


「う、うん!」


和真には言えないでしょ…


キスの話なんて…


でも、咲希の話は私の想像を越えてしまっていた


「実はね…しちゃったんだ…」





< 275 / 527 >

この作品をシェア

pagetop