生徒会長VS幼なじみ
「次、大きな波だぞ」


「嘘、やだ!」


和真はボードを持ち、波に乗る体勢


私は和真の背中で首にしがみついた


ザブ〜ン


「キャア〜」


沈むと思って覚悟を決めていた私


和真の背中に猿の赤ちゃんの様にしがみついたまま、砂浜に到着


二人で波打ち際で立ち上がった


「怖がり過ぎ」


「だって…」


「もう一回する?」


「しない!」


私は手足に付いた砂をプールの水で洗い落とした


「次は〜」


和真より私が先に答える


「滑り台!」


「はいはい!」






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