生徒会長VS幼なじみ
ピカッ…ゴロ…ド〜ン…


「キャア〜ッ…」


稲妻が空を裂き、雷がドコかに落ちた


稲光と雷鳴、地響きの三拍子に、思わず隣に座っている和真にしがみつく


和真、私より怖いよね…


一緒に怖がるより、私は平気って思わせといた方が、マシだよね?


和真から少しだけ離れてみる


「うわぁ〜ビックリした!」


横目で和真を見ると、体が小刻みに震えていた


さっき、プールでみっともない私を守ってくれたんだもん


今度は私がお返しする番だね


「和真、大丈夫だよ」





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