生徒会長VS幼なじみ
私は小さく丸まった和真の背中に手を当てた
軽くポンポン…
和真が顔だけを動かして私を見た
「ったく…俺…情けねえな…」
そう言ってまた伏せる
「そんなことないよ。誰だって苦手なモノってあるし、私なんか苦手なモノばっかりだし」
「…頼りにならなくて…ごめん」
夏休みに入って色んな和真を発見した
意地悪かと思えば、優しくて、強がりなのに弱いところがあって…
「頼りになるよ…私には…」
軽くポンポン…
和真が顔だけを動かして私を見た
「ったく…俺…情けねえな…」
そう言ってまた伏せる
「そんなことないよ。誰だって苦手なモノってあるし、私なんか苦手なモノばっかりだし」
「…頼りにならなくて…ごめん」
夏休みに入って色んな和真を発見した
意地悪かと思えば、優しくて、強がりなのに弱いところがあって…
「頼りになるよ…私には…」