生徒会長VS幼なじみ
私は適当なお菓子の袋を1つ握り締めて、ソファーに座った


テーブルにお菓子を置く


ゲッ!せんべい…


食べにくいし、バリバリうるさいし、話しながらはムリっぽい


なんてモノを選んでしまったんだよ〜


私のバカバカ!


「愛羅…」


「ハ、ハイ!」


ぎこちない返事…


「僕、怒ってるんじゃないよ?」


佑樹は私の焦りを感じてくれたのかニコッとしてくれた


このニコッに騙された…


うちのソファーはカギカッコの形で、5つのソファーが合体している


角を中心に、佑樹が短い方で私が長い方に座っていた


お互い向かい合っていないのが、せめてもの救いだった





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