生徒会長VS幼なじみ
「普通、水も滴るイイ女だろ?」


東條は私に向かって軽く手で水を飛ばした


「ちょっと…やめ…濡れるじゃん」


私も必死で飛ばし返す


しばらく二人でキャーキャー言いながら水の飛ばし合い


「ちょっとタンマ!」


先に逃げたのは東條


「東條の負け!」


「わかったって」


私は濡れた足を軽くハンカチで拭いて靴を履き、東條にもハンカチを貸して、また階段の下に座った


「大丈夫?制服、濡れちゃったね…」


「いいよ(笑)」


「海で水の掛け合いって、テレビとかで良く見てて、こんなこと普通しないって思ってたけど、意外に楽しいね(笑)」


「そうだな(笑)」


「東條はさ〜」


そう言いかけた時に東條に遮られた






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