生徒会長VS幼なじみ
フンワリと浮かぶ雲を見ながら、和真がボソッと言った


「好きなくせに!」


「ん?何?雲?」


キョトンとして和真を見る


「俺のこと…」


「バ、バカ言わないでよ!」


私は焦って起き上がった


「そろそろ愛羅の返事、聞かせてくんない?」


和真も起き上がる


ドキドキする心臓の早さについていけない


ムリ…


心臓が早く動くから喋れない!


私は土手に体育座りをして顔を隠した


「佑樹とは…連絡してんのか?」





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