生徒会長VS幼なじみ
「え…愛羅、好きな男いんの?」


「ん〜?さあ?」


誤魔化してみる


この先は二人共無言のまま


和真は私の家の近くまで送ってくれた


「じゃあな!風邪引くなよ」


「うん。バイバイ」


手を振って和真を見送った


「クシュン…」


あれ…風邪?もう?


私は帰って真っ先にお風呂に入った


体が冷たくなっていた


和真はびっしょりで、そのままチャリで風をまともに受けたから、私より余計、体が冷えてるはず


明日、休んだりしないよね?


この時の私の悪い予感が的中したとわかったのは次の日、学校に行ってからだった






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