生徒会長VS幼なじみ
「騙したの?」


「騙すっていうか…試しただけ…」


「でも…あそこまですること…ないでしょ?試しただけなら…」


思い出しても恥ずかしい


ってか思い出したくない!


幼なじみだと思ってたのに、裏切られたような気分


でも、いつもと変わらない佑樹に、いつの間にか涙も止まり、さっき感じたムカつきも消えかけていた


「愛羅って僕が聞いても、好きな男のこと、話すつもりなかったでしょ?」


「そんなの…わかんないじゃん」


私、もし聞かれても、和真のことは隠し通すつもりだった





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