生徒会長VS幼なじみ
幼なじみじゃなかったら…


佑樹じゃなかったら、大声出して、ひっぱたいて、部屋から追い出してるよ


ううん…佑樹じゃなかったら、部屋はもちろん、家にも入れてない


「愛羅…あの最後の約束、破棄しよう」


「破棄?」


「僕達はきっと別々に歩く人生なんだよ。愛羅が和真って奴を選んだのも神様が決めたことなんだね」


そう言って佑樹は立ち上がり、私の部屋を出た


私もすぐに後を追うように部屋を出る


リビングに戻った時は夜の11時を過ぎていた





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