生徒会長VS幼なじみ
二人でおせんべいをかじる


パキッ…ガリガリ…


全然ムードもない


緊張も無くなり逆に笑える


「愛羅…自分じゃ気付いてないだろうけど、花火見ながら、僕のこと和真って呼んでたよ」


「嘘…」


無意識のうちにそんなヘマしちゃってた?


それなら佑樹、言ってくれたらいいのに


「付き合ってんの?」


私は首を横に振った


「まだ…でも付き合ってって感じのことは言われてる」


「愛羅を守る役、その和真に譲ってあげようかな…大切にしてもらうんだよ」





< 427 / 527 >

この作品をシェア

pagetop