生徒会長VS幼なじみ
先生は私達が兄弟と思い込んで、さっきと態度が全く違う


「妹を宜しくお願いします」


和真は先生にお辞儀をすると、コソッと私に耳打ちをした


「頑張れよ」


そしてチャリで颯爽と女子高の校門へ向かった


私が保健室に向かっている間、和真はもちろん黄色い声を浴び、たくさんの和真ファンが出来てしまっていた


校門付近の女子達は私のことを知るハズもなく、和真に見惚れる


「カッコ良い〜」


「あれ?あそこの中学の生徒会長じゃない?有名なんだよ!」


「男子校受けに来たのかな?」


「男子校と女子高、間違えたの?可愛い〜」


モテモテの和真…




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