生徒会長VS幼なじみ
「キャア〜」


女子達の悲鳴にも似た叫び声


今の私にはもの凄く嬉しい言葉


騒ぎを気にする女子達は次々と集まり始め、私達はあっという間に囲まれていた


もちろん女子達の他に男子達も混ざり始めている


「和真…帰ろう」


私は和真の手を引きながら呟いた


「そうだな!帰るか!」


そう言って、私の頭をポンポン


そして私達は二人乗りをして、その場から逃げるように離れていった


ちょっと待って!


受験の日にこれだけ大騒ぎしちゃって…もし合格したら先が思いやられるよ?





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