生徒会長VS幼なじみ
「そっか〜合格したら、買ってもらえるんだったな!」


和真は私から受け取った携帯電話を制服のズボンのポケットに入れた


「うん!買ってもらったら一番に和真にメールするね」


ウキウキ、ルンルン気分の私


今日、買いに行くのは内緒


ビックリさせてやるんだもん


「マジ可愛すぎ…」


和真の声が小さくて聞こえなかった私は、和真に手を振って家の方に向かった


ダッシュで帰り玄関で叫ぶ


「ただいま〜!お母さん!」


靴を脱いでバタバタと廊下を走り、リビングへ


ガチャ…


「お母さん!」





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