生徒会長VS幼なじみ
時計はもう9時を回る


お母さ〜ん


佑樹いつも9時頃でしょ?


まだ?


私のイライラがピークに達するほんの少し前、再び電話の呼び出し音!


お母さん電話切ってたんだ


ごめん…勝手にイラついてた


なんて心の中で謝る私


間もなくお母さんが上がってきた


「愛羅〜はい佑樹くんから」


「ありがとう」


お母さんが部屋から出て、階段を下りる足音を聞いてから、私は保留されていた子機の通話ボタンを押した






< 70 / 527 >

この作品をシェア

pagetop