生徒会長VS幼なじみ
もしかしたら、彼女のフリをしなくてもいいって言われるのかも!


だから殆んどの生徒が入れない生徒会室を選んで…


ということは、また和真、ファンクラブが再結成されたり?


あ、他に好きな子が出来たのかもしれないね


私は自分に都合の良いように考えていた


その考えを覆したのは咲希の一言だった


「おはよう〜愛羅…」


「おはよう。今日は私の方が早かったね」


私は呑気に挨拶をした


「うん…さっきね、下駄箱のところで東條くんに話しかけられたんだけど…」


「和真に?何て?」


バツが悪そうに話そうとする咲希


丁度チャイムが鳴り、会話の邪魔をする


何も手がつかない







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