生徒会長VS幼なじみ
「転勤で離れちゃったことも話したけど、愛羅…覚えてない?」


「何を?」


私、咲希に何か言った?


「ん…小学生の時、いつも愛羅ん家に遊びに行ってたでしょ?」


「うん…」


咲希ん家は共働きで、毎日の様にうちに来てた


「その時に、佑樹とお手紙交換してるって…佑樹と結婚するんだって、手紙見せてくれたよ?」


「そう…だったかな?」


何?小学生の私、何やってんの?


「私、特に気にせず、愛羅って幼稚園の頃にプロポーズされてたんだって笑いながら東條くんに話したの」


「ふ〜ん…で?」


「良かったのかな?東條くんヤキモチ妬いたりしない?私のせいでケンカになったりしない?」


本当に困ったような顔の咲希






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