生徒会長VS幼なじみ
「とにかく、東條くん、顔色変わったし、放課後、愛羅と話そうって呟きながら行っちゃったから…」


「あ…うん…放課後、約束した」


「大丈夫かな?」


「咲希のせいじゃないから!」


心配性の咲希にそう言って、放課後、私は廊下で待つ和真と二人で生徒会室に入った


適当に座って話しかけられるのを待った


和真は私の隣に座って黙っている


「どうしたの?」


先に話しかけてみた


「ああ…今朝、聞いたんだけど…佑樹?って奴のこと」


「咲希でしょ?聞いたよ?」





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