シンデレラガール~先生との恋~
コンビニに着くと、先生は雑誌を立ち読みしていた。



私に気が付いた先生は、コンビニから出てきてくれた。



そして、私達は車に乗る。



「ごめんな、あまり時間とれなくて。」



「いいのいいの。


安藤家は毎年家族でクリスマスパーティーだし。


こうして逢いに来てくれたし。」



先生はすぐに車を発進させた。



近くの道で車を止める。



ちょっと暗い所だから、みんなには分からないだろう。



車のライトを付けると、



「はい。プレゼント。」



先生は小さい箱を私にくれた。



「開けていい?」



「うん。」



私がリボンを解くと、そこにはブレスレットが入っていた。



クローバーのチャームがついている。



「かわいい・・・。」



「春が好きそうかなと思って。」



「ありがと・・・。


でも、ごめん。私プレゼント用意してないよ・・・。


今日逢えるなんて思ってなかったんだもん。」



「いいよ。じゃあコレで許してあげる。」



「ん?」



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