シンデレラガール~先生との恋~
俺が教室に戻ると、



そこには、一番欲しい人が・・・そこにはいた。



「春?」



淋しそうな顔をして、窓の外を見ていた。



「柘植先生?」



「どうした?帰らないのか?」



俺は春に聞くと、



春は急いで可愛い箱を後ろに隠したんだ。



あれは、どうみてもバレンタインのプレゼントだよな。



「笹木先生待っているのか?」



と聞いた俺に、



「さっき職員室見たら渡せる雰囲気じゃなかったから、


戻って来ちゃった。」



と、舌をペロッと出して言う春・・・。



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