シンデレラガール~先生との恋~
職員室へ戻ると、両手に抱えきれない程のチョコを持っている笹木先生。



俺は持っている紙袋を見て・・・負けたと思った。



春の心もこいつにあるんだよな。



「春が、チョコレートを・・・。」



春と聞いた途端、ちょっと態度が変わった気がする。



もしかして、笹木先生も春の事を好きなのか?



まさかと思うが、俺は笹木先生の様子を少し見る事にしてみた。



「チョコレートを渡すために、笹木先生をずっと待っていましたよ。」









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