シンデレラガール~先生との恋~
当日私は親に



「未来の家に泊まる。」



と言って出てきた。



ごめん、お母さん春の始めての嘘・・・お許し下さい。



そして、部活の帰りいつものように先生と一緒に帰る。



今日は駅でのバイバイではなく、先生の家まで一緒に帰った。



近所の誰かに会いそうなドキドキと、



先生の部屋へ行くドキドキと・・・。



私の心臓はどうにかなりそうだった。



駅から10分。



先生の家は1DKのアパートだった。



あまり物が置かれていないシンプルな部屋。



「狭いから座るとこあまりないけど」



と言いながら座布団を出してくれた。



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