シンデレラガール~先生との恋~
「うんめー。」



先生は沢山食べてくれた。



「おかわり!」



子供みたいに喜んでくれている。



やっぱり作って良かったな。



先生の為に、もっと料理勉強してくるからね!




食べ終わったので、私は台所へ食器を運んだ。



「先に洗っちゃうね!」



私はまた鼻歌を歌っていると・・・



先生が後ろから抱きしめてきた。



「今日はありがとう。


これじゃバレンタインのお返しどころか、


また俺がもらちゃったって感じだな。」



私の耳元で囁く先生。



「そんなことない。私のわがまま聞いてくれてありがとね。」



「なぁ・・・洗物後にしなよ・・・。」



甘えてくる先生。



「ダメダメ。


後でじゃ忘れたら困るもん。


ちょっと待っててね。」



「はーい。」



ちょっと不満そうな顔をしながら、TVを見始める先生。



何だか先生と生徒が逆転したようで、ちょっと可愛かった。



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