シンデレラガール~先生との恋~
「俺が思うに笹木先生は犯人を知っている。


ただ、どうしようもないんだと思うよ。


春を守れる一番良い手段が、距離を置くだったんじゃないかな。」



「そうなのかな。」



私は柘植先生の顔を見る。



「そうだよ。


だから、信じてあげろ。


でも、何かあったら、言ってこいよ。


俺でよかったら力になるから。」



そう言って、柘植先生は私を自分の胸から離してくれた。



「柘植先生・・・ありがと。」



「どういたしまして。


今日はお前帰っていいから。」



「はい・・・。」



私は先生を信じて待つ事にした。




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