シンデレラガール~先生との恋~
ドアから部室を覗くと、笹木先生が私に気が付いた。



「おぉ!安藤じゃないか!」



先生もう私の名前覚えてくれたんだ・・・。



てか、先生に自己紹介をした覚えがないのだけど?



まぁ、朝あんなに迷惑かけちゃったし、副担任だし嫌でも覚えるか。



「珠算部見に来てくれたのか?」



「あっ・・・は、はい・・・。」



先輩達は「おぉ~!」と喜ぶ。



この場合、たまたま通りかかっただけとは、



言い辛いよね。





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