シンデレラガール~先生との恋~
するとりえが



「春ですよぉ。それも王子様、春の好きな柘植先生なんですよぉ。」



えっ?なんて余計なことを!!



私は立ち上がり台本を思わず落としてしまった。



あっ、やっちゃった。



「へぇ。春がねぇ・・・。」



先生は私の方を見る。



何か言いたげな目をしてるし・・・。



でも先生は、



「じゃあ、がんばれよ!」



と手を振って去っていった。



私はちょっぴり淋しかった。





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