Love Magic
大体の場所はわかる。

もしそこに言ってなければそこで終わりだ。

一時間……二時間。
時間だけが過ぎていく。

「あった……」
愛願神社は存在した。

「すいません!」

「はい?」

出てきたのは、老紳士。
「あの、お守りを……もらいに来ました!」

「そうか……」
その老紳士は泣いていた。

「あの……どうかしました?」

「いや……初めてこの神社を訪ねてきた人が現れたものだから。」

「そうですか。」

よっぽど人が来ないんだ。
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