最愛

でも私の彼氏は
連絡を取らなくても平気
手は繋ぎたくない…
そんな少し冷めた人だった

もう好きなのかわからない
別れた方がいいのかな?
それが本音だった

そんなある日
私はいつものようにバイトに向かった。
新しくバイトを始める人のリストの中に気になる名前があった

「先輩、この人って私の高校の先輩ですよね?」

「そうだよ、私が紹介したの」

私は無意識にこう言った
「この先輩かっこいいですよね」

「そう?気になるならメアド聞いといてあげるよ!!」

こんな何気ない会話がすべての始まりだった
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