最愛

その日の夜バイト先の先輩からメールが来た
「達也先輩にメアド聞いといてあげたよ!!メールしてみな!!」

正直この時は
メアド聞いてほしいなんて一言も言ってないのに…
と少し迷惑だとも思った

でもせっかく教えてくれたんだからメールしてみようと思って気軽な気持ちでメールをしてみた

「こんばんわ。はるです。いきなりメアド聞いてすいませんでした」

すぐに返信が来た

「全然いいよ!!よろしくなあ~」

優しい人だと思った

それから何日かは
他愛ない会話を繰り返し毎日のようにメールをしていた

ある日会話が恋の話になった

「私の彼氏全然相手にしてくれなくて連絡もたまにしか来ないんですよ…」

先輩はこんな話をずっと聞いてくれた
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