キミのトナリ








そう思ったら












急に過ぎていく
一秒一秒が愛しくなって
















胸が少しきゅんと切なくなった
















きっとこれ以上に
人を好きになる事は


もうないと思う









「陽菜、好き―」





ってもう一度言うと
陽菜はまた顔を少し赤くする











今まで言えなかった分の













“好き”






を今陽菜にたっぷり
伝えよう





























今日が過去になってしまう前に


















< 100 / 145 >

この作品をシェア

pagetop