キミのトナリ
「みぃ―な
相変わらず人気ものだね!」
ってみぃ―なに言うと
みぃ―なは
「違うよ
ひぃ―なが人気者なんだよ」
って笑う
「違うよみぃ―なだよ!!」
って陽菜が言い返すと
由美がみぃ―なの後ろから
ひょこっと顔を出していう
「みぃ―なもひぃ―な
も2人とも人気者だよ
みぃ―な、ひぃ―なコンビを
うちの中学で知らない人は
いなかったもん」
って由美
「ひぃ―なとみぃ―な
正反対な2人だからいいんだよね」
って加南子
「バカと秀才」
って梨花がくすっと笑う
「秀才の方が私」
ってみぃ―な
「陽菜バカってひどい!」
「アホでも可」
って付け加えてまたくすって笑う
「はいはいはい
ひぃ―なすぐ拗ねちゃうから
あんまりいじめないでね」
ってみぃ―なは梨花を止める
「みぃ―なぁ」
って陽菜がみぃ―なに
抱きつくと陽菜の頭を撫でてくれる
「あ、そうだこれ
ママから
今度うちに遊びに来てって」
「わぁい
ひぃ―なママの
ケーキ久しぶりだ―♪」
みぃ―なは嬉しそうにケーキを
抱きしめる
あ、そうだ写真
も頼まれたんだ
「みぃ―な
写真とっていい?」
「なぜ?」
陽菜は今朝のママの話しをする
話し終えてみぃ―な
を見ると
みぃ―なは腹を抱えて
爆笑している
「陽菜ママ最高~
相変わらずチャーミングなママだね」
みぃ―なは笑いすぎて出た
涙をふいて
陽菜の肩に手を置いて
「朝からお疲れ様」
って真顔で言ったけど
陽菜の顔を見て
またぶっと吹き出す
「笑いすぎ!
本当に大変だったんだからね!!」
「いや
まじでひぃ―なママ可愛いすぎ」
ってみぃ―なは笑いを耐えながら言う