キミのトナリ






陽菜はいつだって

そうやって










先に行って










僕を待っている








僕は陽菜の方へ
かけよると陽菜は









いつものように






とびきりの笑顔を
僕に向けてくれる







僕が陽菜に手を出すと






陽菜はきゅっと僕の手を
握る






この手をずっと
離したくないと思った





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