Je t'aime?
「私、どんな会社で働くんだろうなー…」
まだ先の話なのに、やけに憂鬱になりながら、ボソッと言った。
「働いてないかもよ」
と、祐太がまだニヤニヤしながら言う。
「ニートってこと?」
「いや、そうじゃなくて、主婦かもしれないじゃんってこと」
……!
シュ…シュフ…!
一気に顔に火がついた。
「や、やめて!そういうの、もっとムードのあるところでしか聞きたくないから!」
私は、ちょうどいいタイミングで運ばれてきたハンバーグにがっついた。
祐太はそんな私を、楽しそうに笑って見ていた。