Je t'aime?
☆
その日の夜、私は彼氏の祐太に電話した。
「こないだ話した留学生、来たよ」
『へえ、どんな感じだった?』
「…白かった」
『はは、なんだよ、それ』
口が裂けても、王子様みたい、とは言えない!
まあ、祐太は7歳も年上だから、きっとそう言っても、笑って流してくれるとは思うけど。
『浮気するなよ』
だから突然そう言われて、ドキッとした。
「な、なに言ってんの?するわけないじゃん」
『冗談だよ。つーか、動揺しすぎ』
「してないし!だいたい、三週間しかいないんだから、向こうだってそんなヒマないよ」
『わかってるよ。冗談だって』
そうだよ―
そんなヒマ、ない。
その日の夜、私は彼氏の祐太に電話した。
「こないだ話した留学生、来たよ」
『へえ、どんな感じだった?』
「…白かった」
『はは、なんだよ、それ』
口が裂けても、王子様みたい、とは言えない!
まあ、祐太は7歳も年上だから、きっとそう言っても、笑って流してくれるとは思うけど。
『浮気するなよ』
だから突然そう言われて、ドキッとした。
「な、なに言ってんの?するわけないじゃん」
『冗談だよ。つーか、動揺しすぎ』
「してないし!だいたい、三週間しかいないんだから、向こうだってそんなヒマないよ」
『わかってるよ。冗談だって』
そうだよ―
そんなヒマ、ない。