Je t'aime?
☆
美術館を出た私とウジェーヌは、レストランに寄って、ガミくんたちに声をかけた。
ふたりは仲良く、同じ皿の料理を囲んでいた。
しかも、食後にはパフェを頼んである、と聞いてもいないのに教えてくれた。
…旅は、こんなにも人を開放的にさせるのか…。
これ以上ここにいたら、早くどっか行けって言われそう。
私たちは、とりあえず待ち合わせの時間と場所を決めて、別行動を取ることにした。
外に出ると、来たときよりも陽が高くなっていて、ますます暑さが厳しい。
「暑~い。ウジェーヌ、大丈夫?」
「大丈夫」
とウジェーヌが自慢げにおでこを指差す。
「…ああ、そうだった、ね」
見た目がどうの、なんて言ってられないくらいの暑さ。
せっかくの王子顔が台無しだけど、仕方ないか。
美術館を出た私とウジェーヌは、レストランに寄って、ガミくんたちに声をかけた。
ふたりは仲良く、同じ皿の料理を囲んでいた。
しかも、食後にはパフェを頼んである、と聞いてもいないのに教えてくれた。
…旅は、こんなにも人を開放的にさせるのか…。
これ以上ここにいたら、早くどっか行けって言われそう。
私たちは、とりあえず待ち合わせの時間と場所を決めて、別行動を取ることにした。
外に出ると、来たときよりも陽が高くなっていて、ますます暑さが厳しい。
「暑~い。ウジェーヌ、大丈夫?」
「大丈夫」
とウジェーヌが自慢げにおでこを指差す。
「…ああ、そうだった、ね」
見た目がどうの、なんて言ってられないくらいの暑さ。
せっかくの王子顔が台無しだけど、仕方ないか。