手紙


ちょっぴり照れくさくなって。


「も、もう寝るね」


なんて言ってベットに入った。

というよりは、逃げ込んだ。

だってたぶん顔赤いから。


“大好き”


この言葉こそ大好きだ。

嬉しくて、嬉しくて、たまらない。


「おやすみ葵。電気は消しておくから」

「あ、ごめん、ありがと。おやすみ」

「また明日頑張ろうね、葵ちゃん」

「うん、おやすみ」


そして静かに眠りについた。
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