手紙


「う、うん。やっぱり秀平くんだったの?」


彼は頷いた。

会話が少ない……。


「いい?」

「え?」


……あ、話したいってやつ?


「うん、大丈夫だけど……」

「行こう」


そう言ってさっさと行ってしまう秀平くん。

……付いて行かなきゃ?


「花音、ちょっと行ってくるね」

「うん、頑張っておいで」


……なにを!?
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