あまクールな彼氏彼女





俺が咲夜の方を向いたら必ず俺から目を逸らす。



あからさまでちょっと傷つく…。



でも喋ってるといつも通りの咲夜だし、気にしないことにした。





『間もなく閉園の時間です』





どこからかそんなアナウンスが流れた。



ここは何とかランドや何とかシーとかと違って、閉園時間が早い。



もっと咲夜と遊びたかったのに…。





「ねぇ聡、最後にあれ乗りたい!!」





他の人たちがゲートの方に向かって歩いて行くのに対して、俺達は1番奥のソレへと足を進める。



…観覧車に。







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