まさかまさかのメガネ君!?


キーンコーンカーンコーン

昼休みを知らせるチャイムを聞くとで私は急いで教室を出た。

裏庭には前川。
緊張する。鏡みて髪型チェック。大丈夫かな。

「前川、どうしたの急に」
「これ渡してって頼まれた」

そこには手紙。
「誰から?」
「同じクラスの大橋。分かる?」

大橋くん…って数回しか話したことないよね。
それが何故手紙?

「お前のこと気に入ってるらしいよ。直接渡せないから渡してって言われた」

…なんだ。それだけ?
こんなに期待して待ってたのに。
前川自体は関係ないんだ。
「大橋いい奴だよ」

そう言い残して帰ってった。

なんだそれ。だから付き合えっての?あんたが好きなのに?
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